コロナ禍から学ぶこと

新型コロナウイルスの感染拡大は、多くの人の命や自由を奪うこととなりました。本当につらいことばかりですね。でも、日ごろ何気なく暮らしている中では気づけなかった大切なことにたくさん気づかされたように思います。正直なところ、辛いだけで終わらせるのはあまりにも悔しいので、こじつけでもいいから「学びもあった」と思いたい…。

ところで、コロナ禍の「禍」は「わざわい」を意味する言葉ですが、「災い」が天災的な災害や防ぐことができないものを指しているのに対して、「禍(わざわい)」は人為的な努力によって防ぐことができるものを指すそうです。

新型コロナウイルスはまさに新しいウイルスで未知のものでした。それが爆発的な感染拡大を引き起こし、世界中を大混乱に巻き込みました。これはどちらかというと「災い」の方ではないか、と思ったりしますが、「禍」の意味する出来事もしばしば起こっています。例えば、医療機関で働く人への差別、過剰な「マスク警察」、不自由な生活でため込んだストレスの発散としか思えない他人への攻撃など…。そういった「禍」は「災い」の中にいる不安だらけの人々に対して追い打ちをかけるようなものですね。このようなピンチのときに、周りの人へ思いやりをもち、支え合い助け合うことができるか、明るい未来に向けて想像力を働かせていけるか…試されているような気がします。また、日ごろのルーティン(地味だけど大事なこと)が土台になり、自分の安心や強さに繋がることも感じました。

皆さんはコロナ禍で何を学びましたか。

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